人生の終わりまで費用(介護)

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人生の終わりまで費用(介護)

第二の人生謳歌は、老後の準備が出来ていればの話

人生の中で子育てや仕事を頑張り、ようやく退職を迎える頃には人生の再出発が始まります。今まで頑張ってきたから今後はのんびり過ごしたいと考える人や、趣味に時間をかけたい人などと、やっと自分の自由になる時間を持てるようになった時だと思います。しかしこれは、若いうちから老後の準備が出来ていればの話です。

もしも60歳になって退職した時に、何の蓄えもなく微々たる年金で生活をしていく自身はありますか?生活の足しにする為にアルバイトをし続けて、何年頑張ることが出来るでしょうか。

日々、年を重ねていくごとに、体力もだんだんと衰えていき、後々余計な出費が重なってしまう場合があるということを、頭にいれておかなくてはいけません。

考えていなくても介護に備える

まさか自分は介護など当てにしない!と心の中で思っていても、心と違って体は言うことを聞いてくれません。

出来ることなら自分以外の人に迷惑をかけたくはないのは当然です。しかし、支えてくれる人の為や自分の為にも、長生きするには介護施設を利用した方が良いのでは‥‥と言う考えも、忘れてはいけません。そして、1人であるならばなおさらで、自分でどうにか出来ることばかりとは限らず安心して頼れる空間が必要なのです。ここでは、老人ホームなどの介護施設を考えてみます。

老後の介護施設はいくらかかるのか

例として、以下のような介護体制だとすると、いくらぐらいの費用が必要でしょうか。

(例)

  • 要介護度5(一番重い要介護度)の場合‥‥自己負担額=月35,000円程度
  • 特別養護老人ホームに入所の場合‥‥サービス利用額に対する自己負担額と
    食事代・居住費(施設に入所する場合の費用負担は、所得によって違う)
  • 介護期間‥‥平均で3年6ヶ月、また、4年以上は3割を超えている

上記から考えると、もし在宅介護に月5万円だとすれば4年分で240万円を必要とし、施設介護(特別養護老人ホーム)で10万円掛かるとすれば、4年分で480万円が必要となります。

しかし実際には特別養護老人ホームは現在、日本全国で42万人の待機者がいる(2009年に厚生労働省が発表した数値)と言われており、すぐに入所できるとは到底考えられません。

次点では、有料老人ホームなどを検討することになりますが、これは価格的に非常に幅があり、様々な支払いシステムがありますので、平均的な例として計算することは困難です。

しかし例えば、入居一時金が500万円、それとは別の月額利用料が25万円とすれば、5年間の利用で総額2,000万円となります。通常の介護の他に、特殊な医療体制が必要な場合には、それにプラスされていくことになります。

定年後の人生のために介護資金を早いうちに作っておくというのは、基本的な生活費のほかにも備えておきたい大事な老後費用なのです。

 
 

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