年金で老後を生きられる?

Pocket

老後の生活にはいくらかかるのか

3000万円が入ったら老後と貯蓄に使う?

今から、3000万円が手元に入るとしたら、貴方ならどうしますか?
おそらく、不安な老後の為に、半分以上は貯蓄を行う人がほとんどでしょう。

それは、おおよそ人生の半分を生きてきたからこそ考えられることで、5年後、10年後、20年後はどうやり繰りしているのかを想像し、不安に陥っているからこその思考です。

来年や再来年の生活資金の目処は付いていても、先々までは、いくら定職に付いていたとしても分かりません。そして、自分が死ぬまでの間に出来るだけ貯蓄をしておこうと誰もが思うことですが、貯蓄をしても、それを使わずに死んでしまっては何の意味もありません。

老後は、自分や家族の為だからこそ幸せに生きる務めがあり、その為には、その人生を歩む分の資金が必要ということになります。

 

人生の3つの資金

私達が生きていく人生の中で、大きく分けると3つの資金を必要とします。
それは、

  • 教育資金
  • 住宅資金
  • 老後資金

で、老後までに2つの役割を果たしたとしても、残りの人生には3,000万円以上ものお金が必要となってきます。

この数字は、65歳から90歳までの25年間を生活していく上で必要な金額で、この数字でもおそらくギリギリか、あるいは足らない金額だと思います。

これは、毎月10万円の収入が25年間続いた金額であり、一括で手に入ると高額に感じますが、25年間の金額だと思えば、少なすぎる数字です。

25年間の老後期間にいくら必要か

  • 住居費
  • 光熱、水道費
  • 食料費
  • 税金、保険等
  • 交通費またはガソリンや維持費
  • 医療費
  • 家具、家事用品費
  • 教育費
  • その他、娯楽、交際費

など、現在生活している中で、毎月どれだけの支出があるか把握していますか?

記載している支出は一般の生活で消費する支出内容です。
しかし、これだけではなく実際には、他にも支出される内容があるかと思います。
それぞれの内容に毎月の金額を当てはめて、その金額が老後に支出されるとすれば、毎月10万円だけで貴方は足りていますか?

実際に、毎月支払う金額×25年間(300ヶ月)で計算してみてください。
その金額が今後必要となる金額なのです。

 
 

  • 認知症の症状が家族に出たとき、 あなたはどう対応しますか?